自身のスキルアップにつながり、安全な食品をお届けできる仕事。

私は大学で食に関して学んでおり、食品に関わる仕事をしたいと考えていました。特に「食の衛生管理」に関心があったため、就職活動時は食品企業の品質管理部を中心に応募していました。実際に当社へ入社して感じたのは、品質保証の仕事は様々なものがあり、想像していた衛生管理の仕事だけにとどまらないということ。学生の時に想像していた品質保証の仕事といえば検査業務がメインでしたが、検査以外にもHACCPに関わることや商品規格に関することなど、様々な仕事があります。また、検査業務も商品の検査だけでなく、機械の拭き取り検査や空中の落下菌検査など多岐にわたります。

現在、表示作成、書類確認業務、原材料・工程の危害分析、フローチャート作成、モニタリング帳票の確認、ラベルチェックなど様々な仕事を担当させていただいています。様々な仕事の中でも今は商品の表示作成の仕事に重きをおいています。表示は商品の情報をお客様に正しく伝えなければいけないため、食品表示法という法律に基づいて作成します。法律・業界・社内のルール、すべてを順守して作成を行うため、日々学びながら仕事を行っています。

苦労したことは、従業員の方とのコミュニケーションです。社員含め事務所で働く方々は日本人が多いですが、工場内では外国人の従業員の方々が多いのが当社の特徴です。外国人の従業員は言語や文化の違いがあるため、工場のルールを正しく伝え、理解して、守っていただくことに苦労しました。

品質保証部はお客様に安心して商品をご購入いただけるよう、店頭に並ぶ商品が安全であることを保証する仕事です。衛生管理手法のHACCPの考えにもとづき、開発書類・製造工程に不備がないか、製造を行う工場内の衛生環境は整っているか、製造後の商品は微生物による食中毒の危険はないかなどを様々な部署の方々と連携して確認しています。
日々考えることが多く大変な仕事ではありますが、その分、食の安全に関わる様々なことを学ぶことができ、自身のスキルアップにつながること、お客様に安全な食品をお届けできることにやりがいを感じています。